浴室のリフォーム検討中の方必見!後悔しない選び方、ポイント
- リフォームコラム
浴室リフォームを検討し始めると、カタログを見るだけで理想のユニットバスのイメージが膨らみます。
しかし、実際にどの商品にするかは、見た目以外にも入り心地や機能性も見ていく必要があります。
お風呂場のサイズやユニットバスの全体の素材、デザイン、色、設備、どのメーカーにするかといった点です。
こちらのページでは、リホームプラザが千葉でご依頼いただいた浴室リフォームの経験をもとに、ユニットバスの選び方を詳しくご説明します。
関連記事の紹介も掲載しているので、ぜひ参考にされてみてください。
ユニットバスのサイズの選び方
浴室リフォームで選ぶユニットバスのサイズは、今利用している浴室と同じサイズが基本です。
異なるサイズを希望したとしても、床下の構造や天井の高さの関係性から施工が難しい場合があります。
サイズの測り方はとても簡単で、ユニットバスの内側の寸法を間口、奥行きの2辺を測るだけです。
知らないと思わず外側を測ってしまいそうになりますが、測る時は内形寸法と決まっています。
お風呂場のサイズを変えたい
「今よりもっと広い浴室にしたい」「親子で入っても窮屈でないお風呂場にしたい」
というご希望でユニットバスのサイズを変えたい時は、浴室の基礎工事が必要になりコストも工期も増えます。
浴室のサイズは変えずに浴槽の形式を変えるだけでも入り心地が変わるります。
介護が必要な場合や家族が増えるといったことでなければ、そこまで大きいユニットバスは必要ないかもしれません。
戸建てとマンションは違う
ユニットバスの種類は、戸建てとマンションで違いがあります。
戸建ての場合はある程度大きいものからの取り揃えになりますが、マンションの場合は天井や間取りの関係で戸建てよりも小さいものが用意されています。
コンパクトなタイプが充実しているマンションタイプに対して、戸建ては高級感のある仕様が多いです。
ユニットバスのサイズに関しては、こちらの記事でも詳しくご紹介してるのでぜひご覧ください。
>>浴室リフォーム、サイズは1216?1616?1620?
浴槽の素材
浴室リフォームでは、ユニットバスの素材にも注目しましょう。
素材一つで入り心地や汚れの付き方も変わりますので、ショールームで実際に浴槽に入ってみるのもおすすめです。
樹脂素材のFRP
手頃な価格で耐久性があるユニットバスを希望している場合は、樹脂素材のFRPがおすすめです。
一般的な浴槽の素材で、耐久性だけでなく保温性があります。
どのメーカーもカラーバリエーションが豊富なので、お好みのデザインや色をお選びいただけます。
人工大理石
パっと見た印象は天然大理石と変わらない高級感があり、汚れが付きにくい素材です。
人工大理石はアルカリ系と、ポリエステル系に分類されます。
アクリル系は、美しい光沢感があり、衝撃などにも強い点がメリットです。
ポリエステル系はアクリル系よりも汚れが溜まりやすいですが、リーズナブルなので、費用を抑えたい方に好まれます。
ホーロー
ホーロー製のユニットバスは、ガラス質で見ためも滑らかで美しい浴室になります。
さらに、汚れが付きにくく、万が一付いてしまっても力を入れずにこすれば落ちます。
しかし、ほかの素材と比べ重さがあるので、
1階であれば問題なくても2階以上に設置する場合は難しい可能性があります。
万が一ガラスが傷付くと本体がさびてしまう可能性がありますので、その場合は早めのメンテナンスが必要です。
浴室の印象はカラーで決まる
ユニットバスは壁(パネル)、床、天井、浴槽、その他にも棚やタオルハンガーの色味を変えることができます。
部位やカラーによってはオプションとなりますが、せっかくのリフォームなのでお好みのデザイン・カラーを選ぶとバスタイムがより快適になるでしょう。
ホワイト系
バスルームの色といえば、アイボリーやベージュ、ホワイト系がスタンダードです。
清潔感があり落ち着いている色味なので、飽きずに楽しめるでしょう。
無難な色で水垢なども目立たせたくない場合は、ホワイトがおすすめです。
ブラックやグレー系
最近のバスルームはシックでおしゃれなものも増えていて、ブラックやグレー系も人気があります。
疲れた体でお風呂に浸かると、非日常感もありリラックスできるでしょう。
色が暗めですので、特にブラックは水垢の汚れが目立ってしまうかもしれません。お手入れはこまめに行いましょう。
パステルカラー・ビビッドカラー
あまり見たことがない方もいるかもしれませんが、
ピンクや水色のパステルカラー、ビビッドな赤いバスルームもあります。
色にこだわりがある、お風呂に入って元気をチャージしたいと考えている方には、このような色味もおすすめです。
ホワイト系やブラック系と比較すると、人を選び、時間経過で飽きてしまう可能性もあります。
オシャレな浴室リフォームをされたい場合は、
こちらの記事でご紹介しているポイントを押えると良いでしょう。
>>おしゃれ浴室にリフォーム!押えるべきポイントをご紹介します。
浴室リフォームで設備やパーツはどこまでこだわれる?
システムバスにリフォームする場合、必要に応じて設備やパーツにこだわりを入れるのも良いでしょう。
オプションを足していくと高額になるので、標準仕様で良い部分、「これだけはこだわりたい」という部分を整理して検討しましょう。
手すり
お風呂は滑りやすく危険な場所でもあるので、手すりがあると安心です。
費用としてはそこまで高すぎるものではないため、
予算をリーズナブルに抑えたい方も問題なく取り付けられるでしょう。
浴室暖房乾燥機
最近のシステムバスは、浴室暖房乾燥機が付いているものが増えています。
雨の日に洗濯物を外に出さずに乾かす時など、リビングなどに干すよりも早く乾きます。
暖房で真冬のバスルームを温めることができるので、ヒートショックの防止にも利用できます。
引き戸
浴室のドアは折れ戸や片手扉が一般的ですが、お風呂場で倒れてしまった場合、
体重がかかってドアが開かないということが起こり得ます。
特にご高齢の方や持病がある方には、万が一のことを考えてドアの種類を引き戸にされるのが良いでしょう。
そのほかのオプションや、バリア>>フリーな浴室にするポイントはこちらでも詳しくご紹介しています。
>>介護・バリアフリーリフォームしたい時の注意点
ユニットバス商品、バスメーカーの選び方
人気メーカーのバスルームを比較すると、バリエーションが多く、絞り切れないということも出てくるでしょう。
商品やメーカー選びにもコツがありますので、リフォームの際は覚えておきましょう。
カタログのイメージと施工事例を見比べる
せっかくリフォームするのであれば、
おしゃれで自分たちが心から気に入ったものを選びたいものです。
メーカーのカタログでおしゃれな写真で掲載されていても、実際に自宅に設置すると洗面所との雰囲気が合わずしっくり来ないケースもあります。
リフォーム会社の施工事例写真などを参考に、一般家庭で設置されているイメージも確認するようにしましょう。
掃除のしやすさを比較する
浴室のお悩みでよくあるのが、カビや汚れのお手入れです。
各メーカーで防汚性、お手入れがしやすい工夫がされていますので、ユニットバスのリフォーム時は、ぜひこのポイント重視してください。
中でも、自動掃除機能が付いたお風呂は、ボタン一つで掃除ができるのでとても便利です。
ゴミがまとまりやすい排水溝や、水垢が付きにくくお手入れしやすい床材などもオプションでお選びいただけます。
各メーカーで得意なポイントを知っておく
ユニットバスは、リクシルやTOTO・Panasonic・タカラスタンダードなどの有名なメーカーで多数の商品ラインナップがあります。
リクシルは綺麗な浴室を維持できる性能やリラックス性能が高く、
TOTOは水栓技術が高い、Panasonicは設備が優秀、タカラスタンダードはホーロー製の浴槽があるなど
それぞれ魅力的な特長があります。
同じようなデザインのユニットバスで選びきれない場合は、
メーカーが力を入れているポイントで検討するのも良いでしょう。
浴室リフォームにおける、ユニットバスのサイズや各部位の材質などの選び方をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
浴室リフォーム時は、今利用しているユニットバスの大きさを測り、家族構成なども加味しながら次はどの大きさにするか決めましょう。
素材、必要な設備やパーツ、色も考えておくと、どの業者にお願いするか考える時に比較的スムーズです。
妥協せずに理想のユニットバスを手に入れるためにも、
バリエーションが豊富か、価格、掃除機能など欲しいオプションがあるかどうかもチェックしましょう。
「ランキング上位の商品や業者だから」と簡単に決めずに、
ぜひご希望の浴室リフォームをリホームプラザにお聞かせください。
最適なリフォームを行えるよう、ご提案させていただきます。