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水回りリフォームの時は、クッションフロアへの張替えも一緒に!

  • リフォームコラム
水まわりのリフォームをするなら一緒にクッションフロアへの張り替えがおすすめ

ご自宅の洗面所やトイレの床が、カビや傷があったり踏むとぶかぶかするということはありませんか?

この現象が発生しているならば、それは張り替えが必要なサインです。

一般的にお風呂やトイレといった水まわりの設備は約10~20年で劣化してしまうと言われています。

同時に、水まわりの床も湿気による腐食や経年劣化によってカビや軋みが発生してきます。

水まわりのリフォームを行う際に、一緒に新しいクッションフロアへのリフォームを行うことで、より快適な住まいづくりが可能となります。

こちらのページでは、水まわりの床に適した床材であるクッションフロアの特徴と、施工費用の目安、クッションフロアへの施工の工期についてご紹介します。




クッションフロアが水まわりにおすすめ!?

クッションフロアとは、名前にある通りの床材です。

発泡層クッションの役割を果たすことで、歩行感が柔らかく心地いいことが大きな特長です。

シート状の床材であるため継ぎ目がなく、液体が下に浸透する恐れがありません。

水をこぼしてしまったり、汚れが付着してしまったりしても水拭きが可能であるため、水まわりにとても適しています。

機能や色・柄のバリエーションが豊富であり、好みや必要に応じて選択することが可能です。

シートの厚みにも種類があり、一般的には1.8mm、よりクッション性が高いものが2.3・3.5mm、防音性の高いものが4.5mmとなっています。

クッションフロア トイレ 

クッションフロアの欠点として、塩化ビニルの特徴でもある傷やへこみに弱いことが挙げられます。

柔らかい床材であるため、硬いものを落としたりひっかいたりすることで、容易に傷がついてしまいます

また、ビニール素材特有の質感のため、高級感が薄くなるといった特徴があります。

改善策としては、ラグを敷いてクッションフロアを保護したり、大理石調などの柄を選ぶことで見た目の高級感を補うことができます。




水まわりに適した素材「塩化ビニル」

塩化ビニルはプラスチック材料であるため、耐水性や難燃性を備えています。

耐熱温度が60~80度という他の床材に比べ低い温度であることや、長時間重いものを置くとへこんでしまうという欠点があります。

これには、洗面所やトイレなどは床暖房を設置しない場合が多く、耐熱温度の懸念も解消されます。

また、リビングなどに比べ重い家具を置く機会もあまりないでしょう。

水まわりに必須な耐水性を備えた床材であることをメインに考えれば、水まわりに使用することで塩化ビニルの欠点を克服し、上手に使えると言えます。

塩化ビニルを使用した床材は、

シート状に成型した「クッションフロア」と、タイル型に成型した「フロアタイル」という2つの床材があります。

フロアタイルには継ぎ目があり、水が継ぎ目から浸透してしまう恐れがあります。

そのため、一般的に家庭ではクッションフロアが用いられています。

水まわりに適した素材「塩化ビニル」




クッションフロアは機能・デザインのバリエーションが豊富!


現在流通しているクッションフロアの多くは水まわりに使用されることを想定し、あらかじめ防カビ・抗菌機能が備えられています

他にもさまざまな機能があるため、自分のライフスタイルに合わせて機能を選ぶと良いでしょう。

水まわりにおすすめの機能を、ご紹介します。



耐次亜塩素酸対応

アルコール系の消毒に加え、塩素系の消毒にも耐えられる加工が施されたもののことを指します。

ノロウイルスなどの消毒には塩素系の消毒液を用いる必要があるため、この加工がなされている床材であれば変色の恐れを気にせず行えます。

小さなお子様やお年寄りのいるご家庭におすすめの機能です。

耐次亜塩素酸対応



消臭効果

クッションフロアの表面に消臭効果を持たせているものでは、臭いの原因となる悪臭成分やガスなどを吸着し、分解します。

消臭効果があるクッションフロアは、24時間消臭で臭いがこもりにくく、トイレなど臭いが気になる場所におすすめの機能です。

消臭効果



表面強化

傷がつきやすいというクッションフロアの欠点を克服すべく、表面が強化されたものもあります。

ひっかき傷などから床を守り、クッションフロアが痛むのを防ぎます。

小さなお子様やペットがいるご家庭におすすめの機能です。

表面強化


クッションフロアには表面の透明なビニール層の下に、色や柄が印刷された層があります。

印刷によって色・柄が決定されるため、無地や木目調、タイル風など様々なデザインを選ぶことが出来ます。




費用や工期の目安は?

床材の張り替えを行う場合、2つの方法があります。

古い床材を剥がして下地の上から新しい床材を張る「新規張り」と、床材を剥がさずに直接重ねて床材を張る「重ね張り」です。

重ね張りの方が施工が簡単で比較的安価に行うことが可能です。

しかし、下地の腐食具合を確認・補修できなかったり、重ねる分床が高くなってしまうという欠点もあります。

床にカビ・凸凹・激しい傷があったり、踏んだ際にきしみやぶかぶかという感触がある場合は、下地が腐食している可能性が高いです。

下地補修を含んだ新規張りをおすすめします。

床に色褪せや薄汚れが存在している程度で、費用を少しでも安く抑えたいという場合は、重ね張りを行うのも良いでしょう。



クッションフロアへの張り替え費用

張替えの面積や施工方法(新規張りか重ね張りか)などによって費用が前後します。

目安としては

キッチンの床をクッションフロアに張り替える場合は約5~10万円、

トイレ、洗面所は約2万円以上
かかるとされています。

水まわりの床をクッションフロアに張り替える場合、すべて行うと13~28万円程度かかると考えておくと良いでしょう。



クッションフロアへの張り替え工期

生活に必要な水まわりを工事する間ずっと使えないのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。

クッションフロアのみを張替える場合は半日~1日程度で完了します。

事前に準備していれば、生活に大きな支障が出ることはありません。

水回りの設備交換や壁材のリフォームも一緒に行う場合は、トイレ・洗面台は約1日~、キッチンは約3日~、お風呂は約3~4日程度が工期の目安です。

水まわり+クッションフロアへの張り替えの工期目安






水回りの内装リフォームのポイントまとめ

ここまで、水まわりに適した床材であるクッションフロアの紹介と、リフォームにかかる費用の目安をご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

既存の床材が劣化していないか定期的にチェックし、交換時期には張替えのリフォームを行うことで、見た目の清潔さだけでなく、床下の木材を長持ちさせることができます。

「こんなクッションフロアへのリフォームはできる?」

「どんなリフォームが適しているか相談したい!」

といった場合は、ぜひリホームプラザにご相談ください。

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